2012年11月20日火曜日

チェケレ練習をして思った事

YouTubeでチェケレ(シェケレ)の超絶名人みたいな人(多分有名な人)を見て、
めちゃくちゃ影響されて今日は公園でチェケレ練習をしてきました。
主観ではありますがチェケレはとてもシンプルな楽器だし(ひょうたんの周りにビーズがついているだけ)、もともとそんなに細かい事をしたり歌ったりする楽器ではないので、
特にこれといった奏法やスタイルがそんなに多くない確立されていない楽器だと思います。
もちろん自分がキューバで習ったパンチョテリーみたいに独自のスタイルを確立している人もいます。
そういう楽器だからこそ、自分で試行錯誤して考えて練習するのがすごく有意義な時間になりました。
こう動かしたらリズムがいい感じでなまるなとか、こういう音を出すにはどんな奏法があるかなとか自分なりの発見がすごくありました。
考えているうちにキューバでドンパンチョに習った事とつながったりして一人で感動したり。
こういう発見が本当に楽しい!
話は少しとびますが、自分の大学の師匠に学んだとても重要な一つの事によく考えるという事があります。
どんな表現をしたいのか、どう楽器と向き合うのか、出したい音を出すにはどうすればいいのか、どうクリエイトしていくか。
どうしても音大のレッスンなどは(あたり前なのかもしれませんが)先生と生徒ですが、
自分の師匠はいちミュージシャンとして向きあったレッスンをしてくれてました。
だから、なぜこういう音を出しているのか、なぜこういうセッティングにしているのか等
問われる事が多かった印象があります。
今日チェケレの練習をしていて、大学で師匠に出会えた事が自分の音楽人生の一つの大きなポイントの一つだなと再認識してなんだか嬉しくなりました。

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